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提言。


あらためて、東日本大震災で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。


1ヶ月が経過し、徐々に復興へ進んでいるところもあれば
依然として、復興すらもままならないところもあり
そして、いまだに大きな余震が続いていることで
とても辛い日々が続いているだろうと思います。

月並みの言葉しか出ませんが、


上を向いて、前を向いて共に歩んでいきましょう。


今、必死で毎日を過ごしていらっしゃる方々に「頑張って」とはとても言えません。
ずっと、頑張って頑張って張り詰めているのですから。

ただ、何かふと思ったとき、下を向いたり、振り返ったりは「今」はせずに
上を向き、前を向いて進んでいってほしいのです。

後々に、こんな経験をしたけれど、日本は立ち直ったんだよと語れるように。

 


さて、ここからは、あくまでも個人的主観に基づく話です。

今回の大震災で、ライフラインの断絶はさることながら
国と電力業界の怠慢もあり未曾有の事態になっていると思います。

正直なところ、「ライフライン」いわゆる、電気・ガス・水道・道路(道路はなんとも・・・だが一応)
これについては、国有化すべきではないかと。
まぁ、水道についてはほとんどが、地方自治体管轄でしょうけどね。
国有化の賛否両論は必ずあるのは分かりますが。
民営だからこそ、研究開発も進みいいものが作れるんだとか
国営にしたら怠慢に拍車がかかるだとか・・・

しかしながら、今回の原子力発電についても、導入するのは民営だったにしろ
補助金だの税の優遇だのって、結局は国の金が使われているわけで。
じゃあ、電力会社はどうなのかっていうと、儲けを追求するわけだから
効率だけで考えて、一番いい原子力を使うっていう。
そりゃ、電気代も安いほうが我々もいいですし、もちろんそう望んでいるわけで。
でも、効率も必要だし、安さも必要だけど、ライフラインってそういうものだけじゃないわけ。
何かあったときに、何とかなるような状態を作るのが必要のはず。

でも、電力会社は地方で分散した上、周波数の問題で送電できないとか。
東はへろへろ、でも西は余裕とか。

生活するのに必要なものになっている電力がこうなっているのがおかしいと思うんですよ。
料金も合わせてるのかもしれないけど、実際どうなんだか。

たぶん、周波数を国で統一して、九州で発電した電力を極端に言えば北海道で使えますよとか
儲け度外視でやれば、原子力の一つ二つ要らないと思うんですよ。
全部を一つの国営会社で管理すれば、全国一律でしょ。
効率ばかりの追求をしなければ、もう少し別の発電方法も考えられるはず。
例えば、海洋・風力・太陽光だとか、バイオマス・ゴミ発電ってのも出てくるわけ。
こういった発電はコストが高いのと、思ったより電力が出ないから敬遠されるものだけれど
国全体で考えれば、こういったものも入れるのはありだと思うわけ。

小さい会社(決して小さいわけではないが)で儲けを考えるから、そういったものができない。

これ、絶対国として大きなロスだと思うんですよ。
二酸化炭素がどうのとかいうなら、国全体でこういったものを整備すれば
おのずと削れるものも出てくるはずだし。


ガスについても、同様だと思いますね。
都市ガス、プロパンガスと分かれてたりとか。
(都市ガスが引けないという地区もあるので、一概には言えませんが)


一般家庭でのコージェネだとか、大規模工場・ビルの自家発電とかも
国の政策で決めて行えば、その分、発電量も減るかもしれない。

 

決して、私は公務員でもないし、国の回し者でもないし、社会主義派でもない。
普通に中小企業に勤め、しがみついて毎日暮らしているそこらにいるおっさんです。
でも、生きていくうえで今現在必要になっている「ライフライン」と呼ばれるものについては
国の一元管理、いわゆる国有化・国営化してもいいんではないかと思う。
もちろん、どこぞの保安院のような役立たず集団ではなく、厳しくチェックできる
第三者機関っていうのは必要でしょうし、その他にもいろいろとあるかもしれませんが。


と、とりあえず今回はここまで。
次回も何か自分が思うことを、つらつらと綴ってみたいと思う。

untouchable * 小言批評 * 23:16 * comments(0) * trackbacks(0)
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